ベスト・クロージング!とは?

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「ベスト・クロージング!」とは、"終活"をテーマの中心に掲げ、「人生の総仕上げを、ポジティブ&アクティブに」進めるサポートをしています。マネー&ライフプラン専門家、上級終活カウンセラー、弁護士、税理士など、分野の異なるスペシャリストが集結。様々な観点からシニア世代やその子ども達にとって気になる・役立つ情報を提供すべく活動中です。

2015/04/26

【相続に関する本を出版しました!!】明るい相続を目指す弁護士の芳賀由紀子です。

このたび、遺言書作成のための適正な遺産分割の考え方・やり方」というタイトルで、同文舘出版株式会社より、本を出版させて頂きました
 
 
この本は、弁護士の仕事を通して数々の遺産分割争いに接してきた経験から、ひとりでも多くの人に遺言書を書いてもらうきっかけとなってほしいとの思いで、執筆したものです。
具体的なケースを用いながら、できるだけ分かりやすく、「争いを招かない遺産分割」とはどういうものなのか、そして、そのための「遺言書」をどうやって作成したらよいかについて説明しています。
 

ひとりでも多くの人の役立つ本になるよう、一生懸命執筆しましたので、もし、書店などで見かけましたら、手に取っていただけると幸いです。
 
この本が、少しでもみなさんのお役に立ち、ひとりでも多くの人が「争いを招かない遺産分割を定めた遺言書」を作成し、みなさんの大切な親族が苦労し、傷つくことを避けることができれば幸いです。
 
 
みなさま、どうぞよろしくお願いします。
【アマゾン】  http://goo.gl/TvPRJB
 
 

2015/03/26

存在意義は、どうやって探すの?~「本当の仕事」(榎本英剛さん著)を読んで②~

▼前回取り上げました榎本英剛さんの「本当の仕事」を引き続き掘り下げたいと思います。
 
▼前回のポイント
 ■モノの時代における仕事
   ・・・生計を立てるための手段
 ■ココロの時代における仕事
   ・・・自らの存在意義を探求し、それを表現すること
 ■存在意義とは?
  ・「自分は何のためにこの世に生まれ、そして生きるのか」ということ
  ・さらに短縮すれば「人生の目的」、「生きがい」

▼抽象論としてはよく分かるのですが、具体的に「自分の存在意義は何なんだろう?」と考えると、そう簡単に分かるものではありません。

▼では、僕の考えと先ほど挙げた本を基にまとめていきます。
 ●前提:「仕事とは自らの存在意義を探求し、それを表現すること」 
 ●その意味するところは?
 ①「自分の存在意義はこれかもしれない」という”仮説を立て”、”表現(行動)”によって”検証”し、”進化”させていく。
 ②そうやって見つかった存在意義(これは進化するものなので、いわば暫定的)を”具体的に表現していく”ということ。
 
 ●①の部分、つまり、”仮説を立て”、”表現(行動)”によって”検証”し、”進化”させていくというのは、一体どうやるのか?
  ↓
 それは、純粋意欲(=自分の奥底から湧いてくるような「これがやりたい」という気持ち)に従ってみること。
 ・純粋意欲・・・神様が自分に与えてくれた贈り物で、自分の心の中にある。
 ・それを見つけるヒント・・・気付いたらいつも自然にやっていたり、他人に促されなくても自らすすんでやったりしていることなど、夢中になったことを考えてみる。
   ↓
 純粋意欲に従ってみると、次々と新たな純粋欲求が湧いてくる
  ↓
 それを辿って行くことで、最終的に存在意義に行き着く。
  ↓
 これが、「存在意義の探求」

▼まとめ
✔ 自分の奥底から湧いてくるような「これがやりたい」という気持ちなれることって何だろう?と考える=純粋意欲のヒント
✔ 「これかな」と思うものをやってみる=純粋意欲に従う
✔ やってみると、次々に「これがやりたい」が生まれてくる=純粋意欲の連鎖
✔ それをやり続けると、いずれ存在意義に辿り着く。

▼いずれにしても「行動」が不可欠なのだと思います。
 机の上でどれだけ優れたワークをやっても、ある時ふと「これが本当にやりたいことだ!」と分かるものではありません。
 行動によって腑に落ちたり発見していくことが、存在意義の探求には不可欠なのだと思います。

2015/03/17

第7回 【今日から行動を起こし「ライフスタイル未来地図」を描こう!】スターティングノートアドバイザーの富田です。

さて、前回は「自分がしたいこと」にブレーキをかける自己呪縛・自己否定のスパイラルから脱却すること、そして、そのためにはとにかく行動を起こすことが重要と書きました。

今回は、どんな行動を起こしていけばいいのか、について書いてみたいと思います。



まずはお手本にしたい人を決めよう

「ああ、あんな生き方はいいなぁ。」「あんな風に生きたい。」と漠然とでも思った人がきっといるはずです。

そして、続いて「でも、あの人だからできたんだよな。自分には到底無理だ…」と呟いていませんでしたか?

これが自己呪縛、自己否定のスパイラルです。このスパイラルを断ち切るために、とにかくお手本にしたい人 (ロールモデル) を決めましょう。1人である必要はありません。



そして、その人 (達) の情報を集めます。著作を読み、講演会やセミナーを開催していたら行ってみます。その方のサイトやブログ、Twitterなどで情報発信していればそれも読みます。

と書いているように、ここで重要なのは、今現在生きている日本人の中からロールモデルを決めるのです。既に亡くなっている海外の偉人の方をロールモデルにしても限界があるからです。

その人が、どんな空気を吸って、どんな本を読み、どんな価値観を持って生きているのか、とにかく調べて生身のその人がどんな世界に生きているのか確認しましょう。


自分が好きなこと、できることを踏まえて、生き方を定める

このブログの連載第2回〜第4回で、「自分史」を作り紐解くことで、自分が好きなこと・やりたいこと、できること・得意なことを再確認してきました。

そして、今回ロールモデルを設定したことで、その方々の生き方をヒントにして、自分が自分らしく生きて、死ぬ時に「あ〜、いい人生だった…」と思えるのはどういう生き方か考えてみましょう。

それから、自分がこれから生きていく年月を時系列に区切り、いつまでに何を実現していくか考えてみます。

つまり、死ぬ時にいい人生だったと思えるように、時系列にマイルストーンを置いてみるのです。

こうして出来上がるのが、「ライフスタイル未来地図」です。最初は、とにかく作ってみることです。

あとは、少しずつ手直しをしていって、一つの完成形を作り上げればいいのです。

こうして「ライフスタイル未来地図」というスターティングノートの概念図が出来上がります。

ご参考までに、富田のスターティングノートの概念図を示します。詳細語句の説明は省きますが、この概念図は毎月手直ししています。




ま と め

これまで7回にわたり「スターティングノート」という考え方をお伝えしてきました。

お伝えしきれていないことも多々ありますが、連載は一旦ここで終了とします。

次の段階では、具体的にスターティングノート (ライフスタイル未来地図) をどのように作っていくか詳細にお伝えしたいと考えています。

ブログでは限界もありますので、動画によるご説明か、更に個人講座を開講してマンツーマンに近い形でお伝えするか検討しています。


詳細が固まりましたら、またお伝えしますね。ここまでお読み頂いて、本当にありがとうございました。

2015/02/26

【老後のお金担当の中村です】セカンドキャリアの夢

老後のお金に関して、さまざまな情報をお伝えして参りましたが、いよいよ今回が最終回です。

年金、医療費、介護費・・・・さまざまなお金に関しての不安が老後にはあると思いますが、暗い話ばかりでは、先が思いやられますよね。

せっかくの老後。せっかくのセカンドキャリア。
「おかね」や「からだ」についての不安とは逆に、「時間」に関しては、たくさんあります。
その分、何をしたいか、今一度ゆっくり考えてみるのはいかがでしょうか。

そもそも、「おかね」が何のためにあるのか。

私は、「生きていく上で必要なもの」という捉え方と合わせて、
自身の夢を叶えるために、「おかね」があると思っています。

もちろん、いち個人が得られる「おかね」には限りがあります。

ですので、すべての「夢」を一度に叶えることはできないかもしれません。
でも、「時間」をかけていけば、ある程度の「夢」は叶えられるのではないかと思います。
そもそも、周りに流されず、自分が本当に望むことは何なのか。何をすることに、価値を見いだすのか。
そうした考えのもと、将来のことを考えると、意外にも手の届く「夢」があることに気づいたり、別のカタチで、その「夢」を叶えることができるのではないかと思います。

「おかね」のことを考えるのは、「人生」のことを考えること。

ぜひ一度ゆっくり時間をとって、将来やっていきたいことを考えつつ、大切な身近な方たちにその想いを伝えつつ、どんどんご自身の「夢」を具現化していっていただければ、と思います。

皆様の人生が、より良いものになることを願っております。

今までご覧頂き、本当にありがとうございました。

2015/02/24

『仕事の捉え方』を劇的に変えるかもしれない本~「本当の仕事」(榎本英剛さん著)~

榎本英剛さんの、「本当の仕事」
 最近、とっても感激した本です。 
 榎本さんは、コーアクティブ・コーチング®に関するプログラムを提供するCTIジャパン(現・株式会社ウエイクアップ)を設立された方です。
  
▼人生の中でも大きなウエイトを占めるもの。
 しかし、突き詰めて考える機会が少ないもの。
 それが、仕事ではないでしょうか?

▼仕事が全てではありません。
 しかし、大きなウエイトを占めるものだからこそ、仕事の捉え方次第で、人生を好転させることができると言えます。

本書を簡単に言うと、『モノの時代からココロの時代に変わりつつある今、それに伴って、仕事観を見直すべきではないか?という問いに始まり、著者の考えを丁寧に述べる本』です。

本書では、便宜上以下の分類がされています。
 バブル崩壊以前の物質的な豊かさを重視してきた時代
 モノの時代
 バブル崩壊以降広がりつつある精神的な豊かさを重視する時代
 ココロの時代

モノの時代の仕事観は何でしょうか?
1.仕事とは、「生計を立てるための手段」である。
2.仕事とは、「やりたくないことをやる」ことである。
3.仕事とは、「既存の職業に自分を合わせる」ことである。
4.仕事とは、「同時に1つしかもてない」ものである。
著者はこう述べます。
 これらほど私たちから「本当の仕事」を遠ざけ、仕事をつまらなくし、私たちの可能性を狭めてしまう仕事観は他にはないと感じる 

これに対して、ココロの時代における仕事観は?
 仕事とは自らの存在意義を探求し、それを表現すること。
 仕事とは、「生計を立てるための手段」であるという仕事観からの脱却です。

「いやいや、存在意義の探求・表現なんて理想論でしょ?」
 「どうやって生活するのよ?」という疑問が湧きます。

これに対し、本書はこう述べます。
 ココロの時代のメガネである「自らの存在意義を探求し、表現すること」に沿った仕事をしながら、モノの時代のメガネである「生計を立てる」ことができれば一番いいわけです。
 そして、それは十分可能だと私は思っています。
  これができたら最高ですね。 

▼本書を読み進めれば、ここに書かれていることが1つずつ理解できます。 
 結局のところ、「自分の存在意義はこれかもしれない」という説を立て表現(行動)によって検証し、進化させていく。
 そうやって見つかった存在意義(これは進化するものなので、いわば暫定的)を具体的に表現していくこと。
 これが、「仕事とは自らの存在意義を探求し、それを表現すること」の意味だと理解します。

こう考えると、「仕事とは、『生計を立てるための手段』である」と考えた時には感じられないような開放感、何ともいえないワクワク感がありませんか?

▼大切なことは、本に書かれていることが正解かどうかではなく、自分で考え続けることではないかと思います。
 その為の材料として、最適の本としてお勧めします。

 僕のブログには詳しく書いていますので、よろしければ。
 http://happylifer.hatenablog.com/entry/2015/02/16/164945

2015/02/20

死ぬまでにしたい〇〇のこと ~エンディングノートの活用法~

もう10年以上前のこと、
『死ぬまでにしたい10のこと』という映画がありました。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0001CGNJY
この映画では、余命を宣告された女性が、
TO DOリストをつくって実践していきます。

…と、これはあくまでも映画のお話ですが、
エンディングノートも、まさしくこの女性のように活用してほしいと思います。

●やりたいことがみつからない。
●毎日をなんとなく過ごしている。
もし、こんな気持ちでしたら、一度でいいので
「死ぬまでにしたいこと」という観点で、考えてみませんか?
ぼんやりと考えるのではなく、
できれば「紙に書く」「パソコンで打つ」のがおすすめ。
その思考のヒントとして、エンディングノートをぜひ活用してほしいのです。
今までの人生を振り返り、整理してみると、
これからのやりたいこともクリアになっていきます。

【よく耳にする「死ぬまでにしたいこと」】
●かつてお世話になった○○さんに、もう一度会いに行こう!
●一度でいいから、***に旅行へ行きたい。
●子育てを理由に諦めていた×××に挑戦したい。
●お墓、銀行口座、土地の権利…。次の世代が困りそうなことを片付けておこう。

もしあなたが道半ばの状況で、万が一のことがあったとしても、
エンディングノートに記しておけば、
その意思は次の世代へのバトンとすることができます。
意思を引き継いで、やる、やらないは家族次第ではありますが、
そうやって紡いでいくリレーが、当たり前になったら素敵だと思いませんか?

(ちなみに)
今回ご紹介した映画。
原題は「My Life Without Me」なんです。
おや?「死ぬまでにしたいこと」と聞くと自分本位な感じがしますが、
「My Life Without Me」だと、他者への思いやりを感じますね。
この邦題の是非については、私が言及すべきではないですが、
少なくともエンディングノートに関しては、
自分本位でも、家族のためでも、どちらもあって然るべき。
あなたの想いのままに、使ってみてくださいね。

エンディングノートアドバイザー
森田大理

2015/02/17

死亡の際の「棺」について考える 終活カウンセラー 坂部 篤志

終活カウンセラーの坂部です。
前回に続いて、葬儀に関わることについて、お伝えしたいと思います。

前回は、葬儀の際の「車」についてお伝えしました。

今回は、亡くなった場合に必要となるものの3つ目「棺」についてです。

皆さんは棺についてどんな印象があるでしょうか?
私は4年前に父を送った時、葬儀社さんが提示したカタログの中から、何の理由もなく選んだ棺でした。
その後、現在一緒に入棺体験会を開催しているウィルライフの増田社長と出会い、棺についての現在の状況、背景などをたくさん学ばせて頂きました。

日本ではほとんどが火葬なので棺は必須です。
燃える素材で火葬炉に収容できるサイズのものが最低限必要となります。
通常では、葬儀社のカタログに載っているものから、時間がない中で選択をするのが一般的で、故人への想いを馳せることはなかなかできないのが現状です。
私が行っている入棺体験会では、葬儀は気が付いていないですが、自然環境に負荷をかけているため、ダンボール製の棺を用い、その特性を活かして棺に直接メッセージを書き込んだり、写真や絵を貼ったり、棺自体のカバーを故人に縁がある着物や洋服で作るなどの工夫をすることによって、グリーフケアにも繋がると考える方も多いようです。



実際に私自身も、昨年の義姉の急死の際には、ダンボール製の棺を取り寄せ、彼女に合った布を家族で加工したカバーをして送り出し、エコにやさしく、満足度の高い送り出しとなりました。
入棺体験会の参加者からも、お父さまが亡くなった際に、このダンボール製の棺を利用した方もいらっしゃいます。

頭の片隅に置いておいて頂ければ幸いです。